日常生活で効率的にマイル・ポイントを貯める方法:コンビニ編
こんにちは、紫苑です。
陸マイラーとしてマイル・ポイント生活していると、日常での買い物でもなるべくポイントを貯められないか考えるかと思います。
今回は日常生活で最も利用頻度が高いといっても過言ではないコンビニでのポイント獲得方法を紹介します。
『紹介するコンビニ一覧』
全国各地に多く展開している以下の5店舗において、店舗別のポイント獲得方法を紹介したいと思います。
・ローソン
・サークルKサンクス
いずれのコンビニおいてもクレジットカードや電子マネーを使用することで各支払い方法固有のポイント(ANAマイル、楽天スーパーポイントなど)が貯まることは共通しています。一方で、コンビニによっては支払い方法で貯まるポイント還元率が異なったり、各コンビニ毎に特有のポイントシステムが存在するため、全てを合算したお得なポイント獲得方法を紹介していきたいと思います。
『セブンイレブン』
<nanacoポイント>
セブンイレブンで利用可能なポイントシステムとしてnanacoポイントが存在します。nanacoポイントはnanaco(電子マネー)やセブンカードプラス(クレジットカード)で支払いをした際にポイントを獲得できます。しかしながら、nanacoポイントはnanacoやセブンカードプラスで支払いした場合のみポイントが貯まるため、他のクレジットカードや電子マネーとの併用ができず、どちらか一方しか貯めることができません。このnanacoポイントはANAマイルのみ交換可能となっており、その際の還元率は50%となります。
<支払方法と獲得ポイント>
セブンイレブンにおける支払方法毎の獲得ポイントとANAマイル還元率は以下の通りになります。
一番マイルへの還元率が高い方法は、ANA VISAワイドゴールドカードで支払う方法となります。セブンイレブンのポイントシステムであるnanacoポイントは、他のクレジットカードや電子マネーと併用できず、ANAマイルへの交換効率が低いため、基本的にはANA VISAワイドゴールドカードなどのメインで使用しているクレジットカードでの支払いが最も良い方法になります。
『ローソン』
<Pontaポイント>
ローソンで利用可能なポイントシステムとしてPontaポイントが存在します。Pontaポイントは支払いの際にPontaカードを提示することで獲得できます。そのため、他のクレジットカードや電子マネーと併用できるため、それぞれでポイントを獲得することができます。このPontaポイントはJALマイルのみ交換可能となっており、その際の還元率は50%となります。
<支払方法と獲得ポイント>
ローソンにおける支払方法毎の獲得ポイントとANAマイル還元率は以下の通りになります。
一番マイルへの還元率が高い方法は、Pontaカードの提示とANA VISAワイドゴールドカードによる支払いでマイル還元率2.148%となります。ここで注意が必要なのが、PontaポイントはJALマイルにしか交換できないため、先の2.148%の還元率はANAマイルとJALマイルの合算となっていることです。
ANAマイルとJALマイルの両方を貯めている人はこの方法が最も良いですが、どちらか片方のみを貯めている人の方が多いかと思います。そのため、一方の航空会社単体のマイルで考えるとPontaカードの提示、JMB WAONでの支払い、JALカードでのオートチャージを利用する方法がJALマイルを還元率2%で獲得できる最も還元率が高い方法となります。
『ファミリーマート』
<Tポイント>
ファミリーマートで利用可能なポイントシステムとしてTポイントが存在します。Tポイントは支払いの際にTカードを提示することで獲得できます。そのため、他のクレジットカードや電子マネーと併用できるため、それぞれでポイントを獲得することができます。このTポイントはANAマイルのみ交換可能となっており、その際の還元率は50%となります。
<支払方法と獲得ポイント>
ファミリーマートにおける支払方法毎の獲得ポイントとANAマイル還元率は以下の通りになります。
一番マイルへの還元率が高い方法は、Tカードの提示とJMB WAONでの支払い、JALカードでのオートチャージ、あるいはTカードの提示、JALカードでの支払う方法でANAマイルとJALマイルへの合計還元率が2.75%となります。
片方の航空会社単体のマイルで考えるとTカードの提示とANA VISAワイドゴールドカードで支払いが還元率2.398%と最も高くなります。
サークルKサンクスで利用可能なポイントシステムとして楽天スーパーポイントが存在します。楽天スーパーポイントは支払いの際にRポイントカードを提示することで獲得できます。そのため、他のクレジットカードや電子マネーと併用できるため、それぞれでポイントを獲得することができます。この楽天スーパーポイントはANAマイルのみ交換可能となっており、その際の還元率は50%となります。
<支払方法と獲得ポイント>
サークルKサンクスにおける支払方法毎の獲得ポイントとANAマイル還元率は以下の通りになります。
一番マイルへの還元率が高いのは、Rポイントカードの提示とANA VISAワイドゴールドカードによる支払う方法で、還元率が2.148%となります。
『ミニストップ』
<WAONポイント>
ミニストップで利用可能なポイントシステムとしてWAONポイントが存在します。WAONポイントは支払いの際にWAON Pointカードを提示することで獲得できます。そのため、他のクレジットカードや電子マネーと併用できるため、それぞれでポイントを獲得することができます。このWAONポイントはマイルへの交換は出来ないため、基本的には買い物での使用のみとなります。
<支払方法と獲得ポイント>
ミニストップにおける支払方法毎の獲得ポイントとANAマイル還元率は以下の通りになります。
一番マイルへの還元率が高いのは、Rポイントカードの提示とANA VISAワイドゴールドカードによる支払う方法で、還元率が1.648%となります。WAONポイントはマイルへの交換ができないため、獲得できるマイルはクレジットカードや電子マネーの支払いによるもののみとなります。
『まとめ』
5つのコンビニにおける支払方法別の獲得ポイント・マイルを紹介しましたが、コンビニ毎の支払い方法に大きな差はありません。各コンビニにおけるANAマイル、JALマイルが最も貯まる方法は以下のようになります。
今回の記事が日常生活でのポイント獲得の参考になればと思います。
以上、紫苑でした。
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第九回:マイルを使って無料で旅行に行くためには(まとめ編) ~陸マイラーを目指して~
こんにちは。紫苑です。
第一回~第八回にわたり陸マイラーになってマイルを使って無料で旅行に行くために必要な情報を紹介してまいりました。今回はそれぞれで紹介したポイントのみを抜粋し、陸マイラーになるための手順をまとめました。つまり、これを読んで実践することで無料で旅行に行くことができます。
STEP 1 ポイントサイトに登録する
以下の2サイトへの登録をオススメします。この二つに登録すれば他のポイントサイトは登録する必要はありません。
・モッピーに登録
・ポイントタウンに登録
詳細を知りたい方は『第三回:効率的にマイルを稼げるオススメのポイントサイト』を見てください。
STEP 2 ソラチカカードを発行する
ソラチカカードは以下の手順で発行します。
1 モッピー経由でソラチカカードを発行(検索ワード:JCB ANA)
2 申込時のコース選択
・年間利用額が54万以下の場合は、マイル自動移行コース(5 マイル)
・年間利用額が54万以上の場合は、マルチポイントコース(10マイル)
3 My JCB登録、電子明細書の登録、メトロポイントプラスの登録
詳細を知りたい方は『第五回:ANAマイルへの交換に必要なソラチカカードとは』を見てください。
STEP 3 ポイントを貯める
モッピーとポイントタウンは得意とする案件が異なります。各ポイントサイトでは以下の案件を中心にポイントを貯めます。
<モッピー>
・クレジットカード発行(月1枚を上限)
・保険、投資相談(月1回を上限)
・オンラインショッピング
<ポイントタウン>
・モニター
詳細を知りたい方は『第二回:ポイントサイトでの効率的なポイントの獲得方法』を見てください。
STEP 4 ポイントをANAマイルに交換する
モッピー、ポイントタウン、ソラチカカードで貯めたポイントは以下のルートで交換します。
1 Gポイントに登録(ポイント交換サイト)
2 モッピーのポイントをGポイントに交換
3 Gポイント、ポイントタウンのポイントをLINEポイントに交換
4 LINEポイント、OkiDokiボーナスポイントをメトロポイントに交換
5 メトロポイント、OkiDokiポイント(通常)をANAマイルに交換
詳細を知りたい方は『第四回:ポイントサイトで獲得したポイントの効率的なANAマイルへの交換方法』を見てください。
STEP 5 特典航空券を予約する
国際線・国内線は下記の方法で予約します。
<国際線>
・往路の355日前の午前9時に同日で往路・復路の両便を予約
・復路の355日前の午前9時になったら復路の便を変更
<国内線>
・1月下旬、8月下旬のダイヤ確定日になったら往復便を予約
詳細を知りたい方は『第六回:ANAマイルの航空券への交換方法(特典航空券・ANAスカイコイン)』、『第七回:特典航空券(国際線)の予約方法(コツ・裏ワザ)』、『第八回:特典航空券(国内線)の予約方法』を見てください。
以上5つのSTEPを経ることで誰でも無料で航空券を得ることができます。是非、お試しください。
以上、紫苑でした。
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第八回:特典航空券(国内線)の予約方法 ~陸マイラーを目指して~
こんにちは、紫苑です。
第七回では特典航空券(国際線)の予約にはコツが必要な事を紹介しました。以前は国内線においても同様に予約するためにはコツが必要でした。しかしながら、2018年にルールが変更され特典航空券(国内線)は非常に予約しやすくなりました。今回は変更後の新ルールを紹介したいと思います。
『特典航空券(国内線)の予約ルール(新ルール)』
特典航空券(国内線)の予約ルールは2018年10月28日から以下のように変更されます。
・運航ダイヤ確定時に一斉予約開始
つまり、従来の2ヶ月前の予約開始ではなく、早い場合は9ヶ月前から予約が可能となります。具体的な内容は以下のとおりとなります。
<夏ダイヤ>
・予約開始時期:1月下旬
・予約可能日程:3月の最終日曜日 ~ 10月の最終日曜日の前日
<冬ダイヤ>
・予約開始時期:8月下旬
・予約可能日程:10月の最終日曜日 ~ 3月の最終日曜日の前日
つまり1月下旬に4~10月の特典航空券が、8月下旬に11~3月の特典航空券が往路と復路共に予約可能となります。基本的には1月下旬や8月下旬の予約開始と共に、往路・復路を同時に予約することが可能となっています。
『特典航空券(国内線)の予約の注意点』
<予約時期>
今回のルール変更に伴い往路・復路の予約の違いはなくなりました。そこで問題となってくるのが、冬ダイヤの時期に出発して夏ダイヤの時期に帰ってくる場合など、往路と復路でダイヤの時期が異なる場合です。
例えば、2019年3月30日(土)に出発して2019年4月2日(火)に帰ってくる場合などです。この場合、往路は冬ダイヤに該当し、復路は夏ダイヤに該当します。その結果、往路の予約開始は2018年8月下旬となるのに対し、復路の予約開始は2019年1月下旬となり、往路と復路の予約開始時期が半年近く異なる場合があります。
このように3月末、あるいは10月末の旅行を計画している方は予約時期に注意が必要です。
<片道予約時のキャンセル料>
国内線の特典航空券は国際線と異なり、一つの予約で往復(2区間)だけでなく、片道(1区間)の予約が可能となっています。そこで問題となってくるのがキャンセル料です。キャンセル料は一つの予約に対して発生し、3,000マイルが必要となります。往復で予約している場合は、往復まとめてのキャンセルとなるためキャンセル料は3,000マイルです。一方、片道を別々で予約した場合には、それぞれをキャンセルすることになるため、キャンセル料は倍の6,000マイル必要となります。片道で予約するメリットはほぼないことから、ダイヤをまたぐ場合を除いて、往復での予約が基本となってきます。
『まとめ』
国内線の特典航空券は国際線と比較して非常に予約しやすくなっております。予約開始時期は明確に決まっていないため、1月中旬、8月中旬になったら運航ダイヤ確定日時を注意深く確認し、予約開始と共に予約することをオススメします。
しかしながら、予約できる座席数には制限があるため、人気な日程だと予約できない可能性もあります。その場合は、還元率は低くなりますがANAスカイコインを利用して航空券を購入するなどに変更するのをオススメします。
以上、第一回~第八回にわたり陸マイラーになるための方法を紹介してきました。最後となりますが、次回は第一回~第八回のまとめ編をご紹介したいと思います。お楽しみに♪
以上、紫苑でした。
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第七回:特典航空券(国際線)の予約方法(コツ・裏ワザ) ~陸マイラーを目指して~
こんにちは、紫苑です。
第六回で紹介した特典航空券ですが、公式サイトに記載してあるルールを正直に受け取り、普通に予約に取ろうとしても人気路線は予約できません。今回はその予約方法を紹介したいと思います。
具体的な日程があった方が理解しやすいため、2019年8月1日~8月5日の3泊5日ハワイ旅行を例に紹介していきたいと思います。この場合は8月1日が往路である日本出発日となり、8月4日が復路であるハワイ出発日となります。
『特典航空券(国際線)予約ルール』
ここで、国際線の特典航空券の予約ルールは以下のとおりです。
(1) 往復のみの予約(片道予約は不可)
(2) 355日前の午前9時から予約開始(往路復路共に)
(3) 同じ特典航空券の座席に予約を変更可能
(4) 往路出発日は予約日から1年以内(予約変更時に意味がある)
(5) 復路出発日は往路出発日から1年以内(予約変更時に意味がある)
予約時に重要となるのは(1)と(2)のルールとなります。(3)~(5)は予約を変更する際に注意が必要なルールとなります。
『特典航空券(国際線)の通常予約方法』
往路(行き)の355日前に予約しようとすると復路(帰り)の航空券は358日前となり予約できません。そのため、復路の355日前となる日に往路と復路を予約することとなります。具体的には復路搭乗日である2019年8月4日の355日前の2018年8月14日に予約を行います。
ここで問題となってくるのが、予約日である2018年8月14日は往路である2019年8月1日の352日前になるため、すでに予約が開始されているという事です。そうなると、特典航空券は予約開始と共にすぐに満席となってしまうことから、復路は空席があるのに往路に空席がない結果となり、往復の予約が必須な特典航空券は予約できなくなってしまいます。
『特典航空券(国際線)予約のコツ(裏ワザ)』
通常の方法では人気路線は予約できない可能性が高いことを紹介いたしました。当たり前ですが実際に特典航空券で旅行に行っている人が居ることから予約する方法は存在し、予約するためには工夫が必要となってきます。その方法を紹介したいと思います。
そこで注目するのが特典航空券予約ルールの(3)~(5)の、特典航空券の予約日時を変更可能な事を利用します。具体的には以下の二つの手順で予約します。
(1) 往路が予約可能となる往路出発日の355日前に同日で往路・復路を予約する
(2) 復路出発日の355日前に復路を希望とする日時に変更する
具体的には、出発日である2019年8月1日の355日前である2018年8月11日の午前9時になったら、出発日である2019年8月1日の往路と同日の復路を予約します。この段階では8月1日に日本を出発して、8月1日にハワイから帰国するので0泊2日の強行日程となっています。次に、復路の搭乗日である2019年8月4日の355日前となる2018年8月14日の午前9時になったら、予約した往路の便を8月4日に変更いたします。その結果、往路は8月1日で復路が8月4日の航空券を予約することができます。
『国際線の特典航空券予約のリスク』
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますがこの方法にはいろいろとリスクが存在します。ただ、確実に予約する唯一の方法となっているため、以下で紹介するリスクを理解した上で実践することをオススメします。
<リスク1>
この方法を実践した場合でも最初の予約ができない可能性があります。
他の陸マイラーの方も基本的には同じ方法で予約をするため、予約自体は早い者勝ちとなっています。
<リスク2>
復路を変更できない可能性があります。
復路の変更においてもリスク1と同様に、他の陸マイラーとの早い者勝ちになります。そのため、先に予約されてしまった場合は復路を変更できないため、旅行を1日伸ばして翌日に再チャレンジするなどの柔軟な対応が必要となってきます。最終的にはキャンセルして3,000マイルを支払う覚悟も必要となります。
<特典航空券の抜け道>
ANAの上級会員であるプラチナメンバーやダイヤモンドメンバー、プラチナメンバーと同等の待遇を受けられるSFC所有者(スーパーフライヤーズカード)の方は一般会員向けの2席に加えて、追加で2席分が特典航空券用に確保されています。そのため、一般館員の方と比較すると予約はしやすくなっています。
『まとめ』
特典航空券(国際線)の予約方法はこちら
- 往路出発日の355日前の午前9時になったら、同日で往路・復路を予約する
(往路の座席を確保する) - 本来の復路出発日の355日前の午前9時になったら、復路を変更する
(復路の座席を確保する)
この方法を実践することで予約できる確率が上がります。むしろ人気路線の場合はこの方法でないと予約できません。
以上、特典航空券(国際線)の予約方法でした。次回は、特典航空券(国内線)の予約方法を紹介していきたいと思います。お楽しみに♪
以上、紫苑でした。
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第六回:ANAマイルの航空券への交換方法(特典航空券・ANAスカイコイン) ~陸マイラーを目指して~
こんにちは,紫苑です.
第一回~第五回の方法を実践することでANAマイルが貯まってきます.いよいよ貯めたANAマイルを航空券に交換する方法を紹介します.
ANAマイルを航空券に航空券に交換する方法は以下の2種類です.
・特典航空券への交換
・ANAスカイコインへの交換と航空券の購入
それぞれの特徴を紹介していきたいと思います.
『特典航空券の特徴(メリット・デメリット)』
ANAマイルを最も効率よく交換できる方法が特典航空券となっており,ブログ等で良く紹介されている方法になります.
<メリット>
・還元率が高い(最もお得)
<デメリット>
・予約・変更が困難
・キャンセル手数料が必要(3,000マイル)
・予約時期に制限がある(国際線:355日前,国内線:2ヶ月前)
・燃油サーチャージ等の別途費用が必要
特典航空券の一番の特徴は還元率が高く,最もお得に航空券を入手可能なことです.この特典航空券ですが海外の場合は往復のみ,国内の場合は片道での予約が可能となっています.また,交換に必要なマイルも時期によって異なり,以下が旅行先と時期,その際に必要なマイルの表になります.今回は最も人気の高いハワイ(ホノルル)便を例に挙げて紹介していきたいと思います
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/int/usage.html
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/dom/terms.html
『特典航空券のメリット』
<高還元率(お得)>
ハワイへのエコノミークラスの特典航空券(往復)はローシーズン(L)だと35,000マイル,ハイシーズン(H)だと43,000マイルとなります.実際に現金で予約した場合は,ハイシーズンの得にお盆休みと正月は異常に高く,往復で65万円となる場合もありますが,平均的には20万円前後となっています.
そのため, 1マイル=1円で計算すると,3.5~4.3万円分のマイルで15~20万円の航空券が手に入る計算になります.もし,65万円の航空券を特典航空券で手に入れた場合は,1マイル=15円の価値となり,非常にお得に航空券を手に入れることができます.
『特典航空券のデメリット』
<予約が困難(予約可能な座席数が少ない)>
この特典航空券ですが予約が非常に困難な事が最大のデメリットとなります.当たり前ですが,こんなにお得な特典航空券を皆が手に入れることができたら,航空会社としてはタダで搭乗しているお客さんばかりになってしまい利益が出ません.そのため,特典航空券で予約できる席数には制限が設けられています.
ハワイ便だとエコノミー,ビジネスクラス共に1便当たり2席ずつとなっています.また,この割り当てられている座席数は会員のクラスによって異なり,ANAの上級会員であるプラチナメンバー,ダイヤモンドメンバー,SFC所有者(スーパーフライヤーズカード)の方はエコノミー,ビジネスクラス共に2席ずつ追加された各4席ずつを予約することが可能となり,予約難易度が下がります.
国内線の場合は,特割75などの予約状況によって特典航空券に割り当てられる座席数が変動します.そのため,人気の時期になると特典航空券に割り当てられる座席数が0席の場合もあります.
この特典航空券を取る方法にもコツが必要なため,次回の第七回で特典航空券の取り方を紹介していきたいと思います.
<キャンセル手数料が必要>
デメリットの二つ目としては特典航空券のキャンセルには,手数料が必要となってきます.キャンセルには国内線,国際線ともに3,000マイルが必要で,キャンセルした際に戻ってくるマイルからこの3,000マイルが引かれて戻ってきます.
また,変更を行いたい場合は特典航空券に割り当てられている座席にしか変更できないため,予約と同じように割り当てられている座席数が非常に少なく,変更も難しくなっています.
<予約時期に制限がある>
国際線は355日前の9:00から予約開始となります.人気路線の場合は予約開始時間に予約しないと満席となってしまい予約できないため、国際線を利用する場合は旅行の計画を1年前と非常に早い時期から計画する必要が出てきます.
<燃油サーチャージ等の別途費用>
特典航空券の場合は燃油サーチャージや空港使用料,税金など別途費用が必要となります.ヨーロッパなどの場合は1万円以上の費用が必要となります.もちろん,この諸費用を込みにしても一般航空券を購入するよりはお得になっているため,理解していればそれほどのデメリットにはならないと思います.
『ANAスカイコインによる航空券購入の特徴(メリット・デメリット)』
予約や計画が複雑で予約できない場合がある特典航空券に変わって登場するのがANAスカイコインによる航空券の購入になります.
<メリット>
・予約が簡単
・予約時期を自由に決められる
・マイル・プレミアムポイントが貯まる
<デメリット>
・還元率が低い
『ANAスカイコインによる航空券購入のメリット』
<予約が簡単>
ANAスカイコインの特徴は,予約が簡単な事です.通常の航空券の購入と同じ扱いになるため,特典航空券のように座席数の制限はなく,空席のある限り予約が可能となっています.
<予約時期を自由に決められる>
国内線,国際線の一般予約開始である355日前以降で,空席があればいつでも予約することができます.特典航空券のように1年前から旅行を計画したりする必要はありません.
<マイル・プレミアムポイントが貯まる>
ANAスカイコインでの予約は,通常の航空券の購入と同じ扱いとなるため,飛行距離に応じたマイルやプレミアムポイントが貯まります.このプレミアムポイントが貯まることが重要になります.プレミアムポイントが貯まると会員のクラスがブロンズメンバー,プラチナメンバー,ダイヤモンドメンバーと上がっていき,各種優待を受けられたりや特典航空券の予約が容易になります.また,永年上級会員に相当するSFCに申し込むためにはプラチナメンバー以上になる必要があるため,良く使われる方法となります.
『ANAスカイコインによる特典航空券購入のデメリット』
<還元率が低い>
ANAスカイコインの欠点は,特典航空券と比較すると還元率が低いことです.
マイルからANAスカイコインへの交換比率は交換マイル数や会員のクラスによって以下のように比率が変化します.
最も少ない場合だと1マイル = 1ANAスカイコイン = 1円にしかなりませんが,実際にマイルだけで航空券を購入したい場合は,40,000マイル程度の交換が必要となってくるため1マイル = 1.5ANAスカイコインが現実的な交換比率となってきます.
特典航空券と同じようにハワイ(ホノルル)便で考えるとハイシーズンでの航空券は20万円必要なため,20万ANAスカイコインが必要となります.つまり13.3万マイルが必要となり,特典航空券の3倍近いマイルが必要となります.
『特典航空券とANAスカイコインの比較』
具体的に「特典航空券」と「ANAスカイコインからの航空券購入」を人気のハワイと沖縄のハイシーズンで比較してみました.
このように,獲得マイルや別途費用を加味してもANAスカイコインより特典航空券の方が2倍~3倍程度お得となっています.
ローシーズンの場合は,航空券が安くなるためこの差は近づいていきますが,逆転することはありません.また,ローシーズンになるほど特典航空券も予約しやすくなるため,ANAスカイコインを使用するメリットはなくなります.
ただ,ANAスカイコインを利用するメリットがまったくないかというと,そういうわけではなく,特典航空券の場合は予約できない可能性があることが一番の問題です.休みが取れる時期が限られている人は,予約できなかった場合は1年後まで旅行を延期することになります.
『予約方法のオススメ』
皆さんが知りたいのは結局どの方法が良いのか?だと思います.そこで,個人的なオススメを紹介したいと思います.
特典航空券で予約する
やはり、値段が安いことから最初は特典航空券を利用することをオススメします.希望日時の特典航空券を予約できなかった場合は、旅程を遅くするかANAスカイコインに変更することをおススメします。
以上,ANAマイルへの航空券の交換方法でした.次回は,特典航空券の予約方法のコツを紹介していきたいと思います.お楽しみに♪
以上,紫苑でした.
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第五回:ANAマイルへの交換に必要なソラチカカードとは ~陸紫苑のマイル生活マイラーを目指して~
こんにちは,紫苑です.
第四回で登場した陸マイラー必携のソラチカカードですが,年会費が2160円(税込)必要なことから,きちんと理解してから発行したい人も多いはずです.今回はそんなソラチカカードを詳しく紹介していきたいと思います.
『ソラチカカードの基本情報』
『ソラチカカードのポイントの仕組み』
ソラチカカードで貯まるポイントは以下の3つがあります.
(1) OkiDokiポイント(JCBのポイント
(2) メトロポイント(東京メトロのポイント)
こちらが公式サイトにあるポイントの仕組みですが,これだけだと正直わかりません.そのためそれぞれに関して詳細を説明していきたいと思います.
『OkiDokiポイント』
一般的なクレジットカードと同様にクレジットカードで決済した際に得られるポイントがJCBのポイントであるOkiDokiポイントです.
OkiDokiポイントには,通常のOkiDokiポイントとキャンペーンなどで得られる期間限定のボーナスポイントの2種類が存在します. どちらのポイントも最大で1ポイント = 5円の価値で様々なサービスや商品,JCBギフトカードに交換可能となっているため,クレジットカードの還元率としては0.5%となります.一方,ANAマイルやメトロポイントへの交換の際に通常ポイントとボーナスポイントで違いあるため,後ほど紹介していきたいと思います.
<OkiDokiポイント(通常)>
利用額の0.1%(1,000円 = 1ポイント)がOkiDokiポイントとして与えられます.また,付帯しているPASMOへオートチャージした際にも同様に1,000円ごとに1ポイントが付与されます.
<OkiDokiボーナスポイント>
キャンペーンなどの場合は期間限定のボーナスポイントとして付与されます.また,前年の利用額によってJCB STAR MEMBERSのランクが変動し,前年の利用額が50万円以上の場合は利用額の0.01%,100万円以上の場合は利用額の0.02%がボーナスポイントとして付与されます.
『メトロポイント』
メトロポイントは,ソラチカカードの機能の一つであるメトロポイントPlusに登録したPASMOで東京メトロに乗車した場合,あるいはメトロポイントPlusに加盟している店舗や自販機で買い物を行った際に貰え,クレジットカードの支払では基本的には得られません.このメトロポイントPlusに登録するPASMOはクレジットカード付帯のPASMO以外にも,現在使用しているPASMOでも行えるのが特徴です.
<東京メトロの乗車>
メトロポイントPlusに登録したPASMOを利用して,東京メトロに乗車した場合,以下のポイントが貰えます.
・平日:5メトロポイント
・休日:15メトロポイント
<メトロポイントPlus加盟店での買い物>
メトロポイントPlusに登録したPASMOを利用して,メトロポイントPlus加盟店で買い物をした場合,以下のポイントが貰えます.
・自販機:100円 = 1メトロポイント
・店舗:200円 = 1メトロポイント
『ANAマイル』
ANAマイルはソラチカカードの発行・更新時,ANAカードマイルプラス加盟店でのカード利用,ANA航空機に搭乗した際の3つの方法で獲得できます.
<ソラチカカードの発行・更新>
初年度のソラチカカードの発行,年1回の更新の際に1,000マイルが貰えます.
<ANAカードマイルプラス加盟店でのカード利用>
ANAカードプラス加盟店でカードを利用した際に,100円で1マイル,あるいは200円で1マイルが貰えます.このANAマイルはOkiDokiポイントとは別に付与されるため,実質的に還元率が1.5~2%となります.ANAカードプラス加盟店としてはANAの航空券の購入やセブンイレブン,イトーヨーカドーなどがあります.
詳細URL:https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/anacard/ana-cardmileplus.html
<ANA航空機の搭乗時>
ANA航空機を搭乗した際に,ANAマイレージカードと同様の飛行距離に応じた通常マイルに加えて,10%のボーナスマイルが貰えます.
羽田-那覇の往復便に乗る場合,通常マイルの1,968マイルに加えてボーナスマイルの196マイルが追加された2,164マイルが得られます.
『ポイントの交換』
ANAマイルによる特典を受けるためには,全てのポイントをANAマイルに交換する必要があります.それぞれのルートに関して紹介していきたいと思います.
<メトロポイント⇔ANAマイルの交換>
ポイントサイトで獲得したポイントは第四回で紹介した通り,全てのポイントをメトロポイント経由でANAマイルに交換します.そのため,最も重要となるのがこのメトロポイントからANAマイルへの交換になります.
メトロポイントからANAマイルへの交換はソラチカカードを所持していれば,100メトロポイント⇒90ANAマイルの還元率(90%)で交換可能です.逆に言うと,このルートを使用するために年会費2,160円(税込)を払うことになります.一方で年会費無料でANAマイルに交換可能なポイントもあるため,年会費2,160円を払ってもソラチカカードがお得でなければ意味がありません.どの程度利用すれば元をとれるのか計算していきたいと思います.
まずはソラチカカードの発行・更新時(毎年)に1,000マイル = 1,000円分のマイルが還元されるため,実質は1,160円分を回収すれば良いことになります.無料で登録可能な楽天スーパーポイントは還元率50%となるため,ソラチカカードと比較すると還元率に40%の差が存在します.つまり,1,160 ÷ 0.40 = 2,900ポイント以上を1年間で交換する場合は,ソラチカカードを発行したほうがお得となります.陸マイラーを目指した場合2,900ポイント以上を交換することになるため,ソラチカカードは必須アイテムとなってきます.
<OkiDokiポイント(通常)⇒ANAマイル>
OkiDokiポイントには通常ポイントとボーナスポイントが存在します.まずは通常ポイントのANAマイルへの交換を紹介します.
通常ポイントからANAマイルへの交換には以下の4コースが存在します.
つまり,「5マイル」「10マイル」と「自動移行コース」「マルチポイントコース」の組み合わせとなっています.
「5マイルコース」と「10マイルコース」の違いは簡単で,5マイルコースは移行手数料が無料の代わりに,1ポイント = 5マイルと交換比率が低く設定されています.一方,10マイルコースは移行手数料として年間5,400円が必要な代わりに,1ポイント = 10マイルと交換比率が高く設定されています.
「自動移行コース」「マルチポイントコース」の違いは,自動移行コースの場合は得られたOkiDokiポイントは自動で全額ANAマイルに交換されます.一方,マルチポイントコースの場合はANAマイルへの交換を全て手動で行います.そのため,マルチポイントコースだとOkiDokiポイントを貯めることも可能となり,OkiDokiポイントのサービスを受けることができます.
また,マイル自動移行コース(10マイル)の場合は移行手数料の5,400円が毎年請求されるのに対し,マルチポイントコース(10マイル)の場合,OkiDokiポイントをANAマイルに交換した年のみ移行手数料が請求されます.OkiDokiポイントの有効期限は2年となっているため,隔年でOkiDokiポイントをANAマイルに移行することが可能であり,その場合は実質的な移行手数料を年間2,700円とすることが可能となります.
<OkiDokiボーナスポイント⇒ANAマイル>
OkiDokiボーナスポイントからANAマイルへの交換は,1ポイント = 3マイルの交換比率で交換ができます.しかしこれはベストな方法ではありません.
ここで注目したいのがOkiDokiポイントはメトロポイントにも交換可能で,その際は通常ポイントとボーナスポイント共に1 OkiDokiポイント = 5メトロポイントで交換ができる事です.つまりボーナスポイントの場合はメトロポイントを経由することで1 OkiDokiポイント = 4.5 ANAマイルで交換ができます.
ここで注意したいことがあります.OkiDokiポイントからメトロポイントへの交換は有効期限が短いポイントから行われます.つまり,ボーナスポイントよりも有効期限の短い通常ポイントが存在する場合,通常ポイントから交換されてしまいます.そうすると,本来は10マイルになるはずだった通常ポイントが4.5マイルとなるため,1ポイント当たり最大で5.5マイル損をしてしまいます.そのため,一般ポイントをANAマイルに交換した後に,ボーナスポイントをメトロポイントに交換するようにしてください.
『ソラチカカードの最適なコースは何か』
ここで疑問に思うことが,マイル自動移行コース,マルチポイントコースなどの4つのコースのうち,どれが最もお得となるかです.
これはソラチカカードを用いた年間利用額によって変わってきます.以下が利用額毎の最適コースになります.
・年間54万円以上の利用:マルチポイントコース(10マイル)
・年間54万円未満の利用:マイル自動移行コース(5マイル)
どのくらいポイントをANAマイルに交換した場合に,移行手数料が回収できるかが気になる点かと思います.ここでOkiDokiポイントは通常ポイント,ボーナスポイント共に有効期限が2年間となっています.つまり,毎年ポイントを交換する必要はなく,隔年で交換を行えば問題ありません.マルチポイントコースの場合は移行手続きを行った年のみ移行手数料が請求されるため,2年に1回移行手数料の5,400円を払えばよくなり,毎年支払う必要がありません.OkiDokiポイントを1,080ポイント交換した場合に,5マイルコースだと5,400マイルとなり,10マイルコースだと10,800マイルとなるため,ちょうど5,400円に相当する5,400マイルの差が生じます.つまり,2年間で1,080ポイント以上を交換する場合は移行手数料を払っても10マイルコースの方がお得になります.つまり,毎年この1,080ポイントを獲得するためには108万円のカード利用が必要となるため,1年間で考えると54万円の利用が境界となります.つまり,年間54万円以上利用する場合はマルチポイントコース(10マイル)に申し込み,隔年でポイントをマイルに交換するのが最も良い方法となります.一方,54万円未満の利用の方はJCBプログラムを利用しないのであれば手間のかからないマイル自動移行コース(5マイル)が最適なコースとなります.
『ソラチカカードの申し込み』
ソラチカカードへの申し込みはポイントサイトからの登録をオススメします.友達紹介によって発行者と紹介者それぞれに500マイルが付与されるため,友達紹介をオススメしているサイトも有るかと思いますが,それは一番ポイントが貯まる方法ではありません.ポイントサイト(モッピー)からの登録だと2,000-3,000ptが貰えます.その際はソラチカカードなどで検索しても出てこないので,「ANA」「JCB」と検索すると出てきます.
『ソラチカカードのまとめ』
<登録コース>
・年間の利用額が54万円以下の方はマイル自動移行コース(5マイル)
・年間の利用額が54万円以上の方はマルチポイントコース(10マイル)
<ポイント交換>
・OkiDokiボーナスポイントはメトロポイント経由で交換
・通常ポイント交換後に,ボーナスポイントをメトロポイントに交換
<ソラチカカードの発行>
・モッピー経由
次回はいよいよANAマイルの航空券への交換を紹介したいと思います.お楽しみに♪
以上,紫苑でした.
ポイントを貯めたい方はモッピー、ポイントタウン、Gポイントへの登録がオススメです。
<モッピーの登録はこちら>
<ポイントタウンの登録はこちら>
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第四回:ポイントサイトで獲得したポイントの効率的なANAマイルへの交換方法 ~陸マイラーを目指して~
こんにちは、紫苑です。
第二回~第三回では、いかに簡単に効率よくポイントを獲得するか紹介してきました。今回はいよいよ、獲得したポイントをANAマイルに交換する方法を紹介していきたいと思います。
ポイントサイトからANAマイルへの交換は直接交換できないか、交換効率が低いため半分以下に価値が下がってしまいます。そこで、いくつかのポイントを経由することで価値を下げずにANAマイルに交換する必要があります。結論としてはLINEーソラチカルートと呼ばれるルートが交換効率81%で現在最も効率よく交換できるルートとなっています。何故LINEーソラチカルートが良いか紹介していきたいと思います。
『ANAマイルへの交換』
ゴールであるANAマイルへの交換はいろいろあります。代表的な交換ルートと交換効率が以下の表になります。
このように、メトロポイントからANAマイルへの交換が圧倒的に効率が良いことがわかります。一般的なメトロポイントからのANAマイルへの交換効率は60%ですが、年会費2180円のソラチカカード(ANA To Me PASMO JCBカード)を持っているとメトロポイントからANAマイルへの交換が90%となります。
そのため、ソラチカカードは陸マイラーの必須アイテムとなっています。ソラチカカードの詳細な仕組みは次回の第五回で紹介したいと思います。
『メトロポイントへの交換』
次はメトロポイントにどのように交換するかが問題となってきます。メトロポイントへは、LINEポイントから行います。
LINEポイントからメトロポイントへの交換効率は90%で少し減ってしまいますが、最も交換効率が高い方法となっています。
以前は「ドットマネー」「Gポイント」「PeX」「NetMile」などのポイント交換サイトから交換効率100%でメトロポイントへの交換ができ、PeXは各種ポイントサイトに対応していることから良く使われておりました。しかし、2018年4月~上記4ヶ所からメトロポイントへの交換が一切できなくなったため、LINEポイントからの交換が唯一の方法となっています。
このルートの懸念点としてはLINEポイントからの交換もPeXなどと同様に今後制限される可能性があるので注意が必要です。
『LINEポイントへの交換』
LINEポイントへの交換は利用しているポイントサイトによって変わってきます。このLINEポイントへの交換が一番簡単なポイントサイトが第三回で紹介したモッピーとポイントタウンになります。
LINEポイントに等価交換(交換効率100%)できるサイトはGポイント及びポイントタウンの2ヶ所のみとなります。そのため、ポイントタウンで貯めたポイントはそのままLINEポイントに交換することができます。
一方、その他のポイントサイトではGポイントを経由しなければいけません。Gポイントへ等価交換(交換効率100%)できるポイントサイトやポイントサービスはモッピー及びワールドプレゼント(三井住友VISAカードのポイント)の2つとなります。つまり、モッピーの場合はGポイントのみを経由してLINEポイントに交換できます。
一方、ハピタスなどのその他ポイントサイトはワールドプレゼントを経由する必要があります。しかしながら、その他ポイントサイトからワールドプレゼントに直接等価交換できないため、PeXを経由する必要があります。すなわち、ポイントサイト⇒PeX⇒ワールドプレゼント⇒Gポイント⇒LINEポイントと多くのサービスを経由してやっとLINEポイントに交換できます。
『ポイント交換のまとめ』
ANAマイルへの交換方法をまとめると以下の図のようになります。
いずれのポイントサイトでも交換効率81%でANAマイルへの交換が可能となっていますが、第三回で紹介したモッピー、ポイントタウンがANAマイルへの交換が圧倒的に簡単なのがわかるかと思います。
基本的にはモッピーやポイントタウンでポイントを獲得して、以下のルートでANAマイルに交換するのが最も良い方法になります。
<モッピー>
モッピー ⇒ Gポイント ⇒ LINEポイント ⇒ メトロポイント ⇒ ANAマイル
<ポイントタウン>
ポイントタウン ⇒ LINEポイント ⇒ メトロポイント ⇒ ANAマイル
今回紹介したモッピー、ポイントタウン、Gポイントへの登録は以下のリンクからできます。是非ご利用ください。
<モッピーの登録はこちら>
<ポイントタウンの登録はこちら>
<Gポイントの登録はこちら>
次回はメトロポイント⇒ANAマイルへの交換で紹介した、陸マイラー必携のソラチカカードの仕組みに関して紹介したいと思います。お楽しみに♪
以上、紫苑でした。